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アナタの言葉遣いは「バイト敬語」になっていませんか?

本人は丁寧にしゃべっているつもりでも、敬語の使い方が間違っていると相手に不快感を与えてしまうことがあります。
特に、若者が使いがちな「バイト敬語」に嫌悪感を示す年配の方はかなり多いようです。

バイト敬語とは、コンビニやファミレスなどでバイトをしている若者の間で蔓延している間違った敬語の使い方です。
まだ敬語慣れしていない若者がバイト先で見よう見まねの敬語を使用することで、本来の使い方とは異なるおかしな言葉遣いになってしまった敬語を指します。
不思議なことに、バイト敬語を使っている店員に接客を受けた若者が、また別のバイト先でバイト敬語を真似てしまう…という伝言ゲームが起こり、今やバイト敬語は日本各地で見られる言葉遣いとなってしまいました。
バイト敬語
そこで今回は、バイト経験のある方がついつい使ってしまいがちなバイト敬語ランキングをご紹介します。
もしもこのランキングに入っている敬語を普段から使っているという方がいたら要注意です!

5位「よろしかったでしょうか?」

ファミレスのバイトなどでお客様から注文をとる際、「こちらの商品でよろしかったでしょうか?」と尋ねていませんか?
「よろしかったでしょうか?」という聞き方は典型的なバイト敬語で、正しい言葉遣いではありません。

丁寧に聞こえるかもしれませんが、この場合は「よろしいでしょうか?」と聞くのが正解です。
「よろしかった」というと過去形になってしまいますが、今すぐに確認すべきことを過去形にする意味は全くありません。

4位「~になります」

お客様に何かを渡すときに「~になります」と言うのも、典型的なバイト敬語です。
例えば、「こちらがご注文のカレーライスになります」といった具合です。

この場合の正解は、「こちらがご注文にカレーライスでございます」です。
「~になります」は変化を表すための表現で、「オタマジャクシがカエルになります」というように、その物事が何らかの変化を起こしたときに使います。

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「こちらがご注文のカレーライスになります」と言うと、現時点でカレーライスで無いものがこれからカレーライスに変化するという意味になってしまうのです。
仮に、カレーライスの材料だけをお客様に見せて、「こちらがご注文のカレーライスになります」と言うなら意味は通りますが…そんな状況は現実的にはなかなかありませんね。

3位「お客様、どちらにいたしますか?」

社会人でも意外と気付かずに使ってしまいがちなのが「どちらにいたしますか?」という表現です。
このバイト敬語は、言葉遣いが間違っているというよりも普通に失礼な表現なので、目上の方との会話で使わないように注意しましょう。

問題なのは「いたしますか?」という部分です。
一見すると丁寧に見えますが、「いたしますか?」は謙譲語なので、自分の行動を指す場合にしか使えません。
謙譲語とは「自分の行動をへりくだらせることで相手を立てる」という仕組みの敬語です。

例えば、「私がお迎えいたしましょうか?」と聞くなら自分の行動を指しているのでセーフです。
しかし「お客様、どちらにいたしますか?」と聞いてしまうと、お客様の行動をへりくだらせてしまっていることになるのです。
謙譲語は最大限に丁寧な敬語表現ですが、ひとつ使い方を間違えると最大限に失礼な言い回しになってしまうので注意が必要です。

2位「~のほうはどうなさいますか?」

「~のほう」という言いまわしは、丁寧なのではなく単に言葉を曖昧にするための表現方法です。
例えば「九州のほうから来ました」というように話すことで、九州のどの地域の出身なのかを正確に伝えないという効果があります。
そのため、「~のほう」という言い方をすると「情報が曖昧で信用できない」と捉えられることも多いのです。

この言い回しは、バイト敬語としては「お砂糖とミルクのほうはどうなさいますか?」のように使われることがあります。
「~のほう」という言葉に「相手よりもへりくだる」という効果を期待しているという説もありますが、いずれにしても「お砂糖とミルク」にへりくだる必要は無いので何の意味もありません。

1位「1万円からお預かりいたします」

バイト敬語で最も多いのが「~からお預かりいたします」ではないでしょうか。
コンビニでもファミレスでもガソリンスタンドでも、お会計の際にはこの表現を使っている若者を目にします。

この場合は単純に「1万円をお預かりいたします」で十分です。
「1万円からお預かりいたします」という言い方だと、「まず1万円を預かったあとに別のものを預かる」という意味になってしまいます。
「~から」という言葉には暗に「~まで」という意味が含まれるので、後に別の何かが続かないと意味が成立しないのです。

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