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 寝違えはストレッチだけで簡単に治る

朝起きたら首が痛くて動かない…なんて経験は誰にでもありますよね。
そう、いわゆる「寝違え」と呼ばれる症状です。 「寝違い」と言う方もおられるかもしれませんが、正確には「寝違え」と言います。

一昔前まで、寝違えを治すためには「首の筋肉をほぐす」ことが有効だと言われていました。
寝違えを治すために、痛みに耐えながら首をグルグル回した経験のある方も少なくないはずです。

寝違え
しかし最近では、寝違えた首に負荷をかけることはむしろ逆効果であることが分かっています。
硬直した首や肩の筋肉を無理に動かそうとすれば筋肉が炎症を起こす可能性もあり、むしろ悪化してしまうことがあるのです。
たしかに、軽い寝違えなら無理やり首を回すだけで治ることもありますが、それは放っておいてもすぐに治る程度の寝違えがたまたま治っただけであり、悪化のリスクを考えると賢いやり方とは言えません。

では、寝違えてしまった場合は本来どのように対処すべきなのでしょうか。
実はすでに、ほとんどの寝違えを簡単なストレッチで治療する方法が考案されています。
今回は、ほんの数分のストレッチで寝違えの症状を改善してしまう驚異の「寝違え治しストレッチ」をご紹介しましょう。

寝違えが起こる原因とは

多くの方は、寝違えが起こる原因を「変な姿勢で寝ていたから」「首がこっていたから」と解釈しています。
たしかにそうした原因で起こる寝違えもありますが、「変な姿勢で寝る」「翌朝動かなくなるほど首がこる」という状況は、果たしてそんな頻繁に起こりうるケースなのでしょうか。
自分が実際に寝違えたときのことを思い返してみれば、実はいつも通りの姿勢で布団で寝ていたとか、寝違える前日にも別に首を痛めてはいなかったということを思い出せるはずです。

それもそのはず、実は寝違えで最も多い原因は、首ではなく「脇の下」にあることが分かっているのです。
脇の下には、「腋窩神経(えきかしんけい)」という神経が通っており、ここが圧迫されると寝違えが起こります。
腋窩神経
腋窩神経は首を支える筋肉とつながっているため、そこが圧迫されると血行不順が起こり「しびれ」を併発します。
「肩まわりの筋肉を動かす指令を送る」「肩の外側の感覚情報を脳に伝える」という役割がある腋窩神経のしびれが続くことは、肩まわりが上手く動かせなくなるということを意味します。
こうして首や肩が上手く動かなくなった状態が、一般的に言う「寝違え」の正体なのです。

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そのため、いくら睡眠時に首を大切にしていても、脇の下が圧迫されれば寝違えは起こります。
身体を横向きにして寝るクセのある方は、寝ている間に腋窩神経が圧迫される姿勢になりがちなので要注意です。

寝違え治しストレッチのやり方・方法

ではここから、本題の「寝違え直しストレッチ」の方法をご紹介しましょう。
先述の通り、寝違えの多くは腋窩神経の圧迫が原因となって起こります。
そのため、無理に首を動かそうとするのではなく、腋窩神経のある脇の下をほぐすようなストレッチが有効になるわけです。

寝違え治しストレッチは、腋窩神経の圧迫を緩やかにほどいてくれます。
いきなり力を加えるのではなく、3つのステップに分けて徐々に行っていきましょう。

ステップ1

  1. 姿勢よく椅子に座り、正面を向きます。
  2. 強く痛む側の腕を、伸ばしたまま真後ろにあげていきます。このとき手の甲は上側に向け、手首の力は抜いておきましょう。
  3. 無理のないところまで腕を上げ、そこで20秒間キープします。
  4. ゆっくりと腕を戻し、もう一度同じ手順で腕を上げ、20秒キープします。

ステップ2

  1. 姿勢よく椅子に座り、正面を向きます。
  2. 強く痛む側の手のひらを背中に当てます。
  3. 手のひらを当てたまま、ヒジをゆっくりと後ろに持っていきます。
  4. そのまま20秒キープしてください。
  5. ゆっくりとヒジを戻し、そのままもう一度ヒジを引いて20秒キープします。

ステップ3

  1. 姿勢よく椅子に座り、正面を向きます。
  2. 前を向いたまま、腕を肩の高さまで上げます。
  3. 腕は肩と同じ高さに上げたまま、ヒジを120度の角度に曲げます。
  4. ヒジを120度に曲げたまま、肩を後ろに引いて、腕全体を後ろに持っていきます。
  5. そのまま20秒キープしてください。
  6. バランスを整えるために、逆側の手でも同じことを行います。

 

こちらの動画も参考にしてください(ゴッドハンド輝の寝違えの治し方)

寝違え治しストレッチの注意点

寝違え治しストレッチを行う上で注意したいのは「全ての寝違えが治るわけではない」という点です。
あくまで、このストレッチが有効なのは腋窩神経が圧迫されたことで起こる寝違えのみであり、すでに首の筋肉が炎症を起こしているような寝違えには効果がありません。
また、寝違えとは異なる首も怪我や病気をこのストレッチで治療することも不可能です。
痛みがひどい場合や、ストレッチを行っても全く効き目がない場合は、無理に自分で治そうとせず医師の相談を仰ぐようにしましょう。

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