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足の指などに発生する「汗疱」とは

足の指に小さな水疱が発生したことはありませんか?
火傷などで発生する「水ぶくれ」よりはやや小さく、簡単に破れない水疱の集まり…それ、もしかすると「汗疱(かんぽう)」かもしれません。

足指

汗疱は皮膚の表面に小さな水疱が多発する病気です。
主に足の指・手の指・手のひら・足の裏などに発症しますが、稀にそれ以外の場所に発生することがあります。
最初はひとつ2ミリ以下の小さな水疱の集まりですが、症状が進行すると水疱同士がくっつくような形で巨大化することもあります。

個人差がありますが、汗疱が発生すると痒みを感じるケースが多いです。
汗疱が小さいうちは痒みで済みますが、大きくなると痛みに変わる場合も多いので注意が必要です。

汗疱の原因とは?

実は、現在でも汗疱の原因はハッキリとは分かっていません。
食べ物や歯科金属のアレルギーが汗疱を引き起こしているという説や、ストレスが汗疱の引き金になるという説などがありますが、断定はされていないのが現状です。

数あるなかで最も有力なのは、患部の汗腺(汗が通る管)が何らかの原因で詰まり、行き場を失った汗が水疱として現れているという説です。
事実、汗疱の患者は汗をかきやすい夏場に増えるといい、また汗っかきの人ほど汗疱にかかりやすいことがわかっています。
汗腺の異変が汗疱の発生に関係していることはほぼ間違いありませんが、どうして汗腺が詰まるのかという大元の原因は不明です。

汗疱を治療する方法はある?

多くの場合、汗疱は放置していても新陳代謝によって自然治癒します。
汗疱はだんだん大きくなっていくので不安かもしれませんが、健康的な成人なら2週間~3週間ほどで汗疱は鱗屑(古い角質のこと)になって勝手に剥がれ落ちます。

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痛みが強い場合や不安な場合は、皮膚科で治療してもらうことも可能です。
皮膚科に行くと、汗疱治療に効果のあるステロイド系の外用薬を処方してもらえます。
ほとんどの場合自然治癒するため、よほど症状が酷くない限りは薬によって治療が行われます。

しかし、汗疱は「再発性」の症状なので、治ったからといって油断するわけにはいきません。
治すのはそこまで難しくありませんが、時間が経つと全く同じ症状が出るというケースが多い病気なのです。
重ねて根本的な原因がわかっていないので、完全に治療することは難しいといえるでしょう。

そのため、汗疱は常日頃から予防することが大切です。
汗疱の原因と考えられる「汗腺の詰まり」を引き起こす行動を、徹底的に避けるのが汗疱の唯一の予防法です。

汗腺を詰まらせる恐れがあると言われているのが、「界面活性剤入りのボディソープ」「制汗パウダーの過剰使用」「金属アレルギー」「ストレス」などです。
これらの原因を日常生活から取り除くと共に、汗をかいたときはこまめに拭いて肌を清潔に保つことが汗疱を予防するために大切です。

汗疱を潰すのは危険!

汗疱に限った話ではありませんが、肌にデキモノができると潰してしまうという方が少なくありません。
しかしデキモノを潰すと、自然治癒が遅くなる場合もあるので注意が必要です。

特に、自分で汗疱を潰すことはオススメできません。
汗疱は放置しておいても自然治癒する可能性が高い症状ですが、潰すことで雑菌が入り、余計な感染症を引き起こす可能性があるからです。
感染するウイルスの種類によっては、汗疱よりも遥かに症状の重い皮膚疾患にかかってしまうこともあります。

どうしても痛み・痒みが強い場合は、自分で潰さずに皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では市販品よりも有効成分の多い外用薬を処方してくれたり、症状が重いと判断された場合は光線療法を施してくれる場合もあります。
どんな治療法になるかは医師に判断に委ねられますが、少なくとも自分で汗疱を潰すよりは安全で効果の高い方法が選択されるはずです。

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