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賞味期限?消費期限?一体何が違うの?

全ての食材には、安全に美味しく食べられる期間というものがあります。
生産から時間の経ち過ぎた食材は腐敗してしまい、腐敗した食材を食べると食中毒などの有害な症状を引き起こしてしまうでしょう。
賞味期限・消費期限
安全に保存できる期間は食材によって大きく異なるため、加工食品等には食品衛生法の規定で「その食品を開封せず正しく保存した場合に味と品質が充分に保てると製造業者が認める期間」を表示することになっています。
それがいわゆる「賞味期限」「消費期限」と呼ばれているものです。

この「賞味期限」と「消費期限」は名前こそ似ていますが、実はそれぞれ役割の違う表示です。
これらの違いをキチンと理解していないと、食材を保存できる期間を見誤ってしまう可能性がありますので充分に注意しましょう。

賞味期限とは

賞味期限は、「品質が変わらずに美味しく食べられる期間」のことです。
開封していない状態で正しい保存方法を守っていれば、その期間までは製造直後と変わらない味わいが期待できるという意味です。

例えば、賞味期限が「2020年8月20日」となっている缶詰の場合、2020年8月20日までは缶詰が腐ることはなく、それまではいつ開けても美味しい状態で食べることができるということになります。
ただし賞味期限は「開封していない状態」を想定している期間なので、一度でも缶詰を開けてしまえば無効になるという点に留意しましょう。
また、「正しい保存方法」を守っていない場合は、賞味期限よりも先に劣化してしまう恐れがあります。

ちなみに、賞味期限を過ぎたからといって食材はすぐに腐るわけではないというのもポイントです。
農林水産省が2008年に出した新聞広告でも、「もったいない! 賞味期限が切れていてもすぐに傷むわけではありません。保存や調理法を上手に行い、無駄な廃棄を少なくしましょう」と宣言されています。
賞味期限はあくまで「美味しく食べられる期間」であって、風味や食感こそ落ちてしまうものの、賞味期限をほんの数日過ぎたからといって突然食べられなくなるわけではないのです。

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賞味期限表記になっていることが多い食材

賞味期限は、適切に保存すれば長持ちする食材に書かれていることが多いです。
代表的なものとしては、缶詰、カップ麺、スナック菓子、ペットボトル飲料、調味料などがあります。
保存できる期間は食材によって違いますが、少なくとも2~3週間、長い物だと数年は日持ちするものに賞味期限が設定されています。

また、比較的早い段階で品質が劣化してしまうような食材であっても「賞味期限を過ぎてすぐに腐るわけではない」ものであれば、賞味期限表記になっている場合があります。
チーズなどは賞味期限を過ぎると品質が落ちてしまいやすいのですが、それでも開封さえしていなければ腐りやすいわけではないため、賞味期限表記が使われます。

消費期限とは

消費期限は、「安全に食べられる期間」のことです。
開封していない状態で正しい保存方法を守っていれば、その期間までは食中毒などの健康被害を及ぼさず安全に食べることができます。

賞味期限との大きな違いは、「期限を1日でも過ぎたら食べられなくなる」ということです。
消費期限は「この期限内に食べきってください」という意味の期限なので、消費期限を過ぎた食材は安全に食べることはできません。
そのため、賞味期限に比べて傷みやすい食材に設定されていることが多いです。

また、消費期限が設定されている食材は製造から5日以内に腐敗が始まってしまうものが多いのも特徴です。
賞味期限に比べると明らかに保存可能な期間が短く、また期限を過ぎたものは「品質が落ちる」のではなく「腐ってしまう」可能性が高いので注意しましょう。

消費期限表記になっていることが多い食材

消費期限が設定されている食材は、製造から5日以内に食べきる必要のある食材に多いです。
お弁当や魚介類、ケーキや生麺などの保存可能期間が、消費期限として扱われています。

特に、お弁当やサンドイッチなどのお惣菜類はほぼ全てが消費期限表記となっています。
調理済みの食材は冷凍食品でもない限り、すぐに腐敗が始まってしまうことが多いため、購入したその日のうちに食べきってしまうようにしましょう。

また、本来は賞味期限表記になっているはずの食材でも、無添加のものは劣化が早いため消費期限で扱われていることがあります。
クッキーなどの菓子類は賞味期限表記が普通ですが、道の駅などで販売されている手作りの無添加クッキーなどは消費期限で扱われており、普通の菓子類よりも保存期間が短いことがあるので注意しましょう。

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