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雨が降る前には何らかの予兆がある!

近年、都市部を中心にゲリラ豪雨が増えて人々を困らせています。
突然の豪雨は気象予報士の力をもってしても予測しづらく、天気予報が外れてしまうということも珍しくありません。
つい数分前までは晴れ渡っていた空が僅かな間に雲に覆われ、突如として雷雨になってしまうケースもあるのです。
雨の予兆
気象予報士でも予測が難しいような雨は、自分で予測しなければ避けようがありません。
とはいっても難しく考える必要はありません。現地の様子を直接目で確認することさえできれば、ちょっとした予兆から雨が降ることを予測することは可能です。
的中率100%とまではいきませんが、これが起これば高い確率で雨が降るという現象をいくつかご紹介しましょう。

鳥が低空飛行を始める

昔から「鳥が低く飛んでいるときは雨が降る直前」なんて言い伝えがあります。
実はこれ、単なる民間伝承ではなくれっきとした根拠のある話なんです。

ここでいう「鳥」とは、主に飛行中に捕食を行うツバメなどの鳥のことを言います。
ツバメは、高速で飛行しながら周囲を飛んでいるハチやハエなどの羽虫を捕食する性質があります。
ツバメがいつも飛び続けているのは、エサが空中を飛んでいるからなんですね。

しかし、雨の日になると羽虫の飛行能力は著しく低下します。
湿度が高まることで、羽に湿気がついて重くなってしまうからです。
そのため、雨が降る直前になると羽虫はあまり高いところを飛べず、地面スレスレの場所を飛んで移動しているのです。
それに伴って、ツバメも地面スレスレを飛んで、羽虫を食べ始めるのです。

雨が降る直前の湿気で羽虫が低空飛行を始めたから、ツバメも羽虫を追いかけて低空飛行を始めるというわけですね。

積乱雲が発生する

雨が降るかどうかは、現地から見える雲の形である程度予測することが可能です。
雲は形によって種類が分類されており、「雨が降りやすい雲」と「雨が降りにくい雲」があるからです。

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夏の時期によく見られる「入道雲」は、かなり激しい雨をもたらします。
入道雲から発生する雨は雷を伴っていることが多いので特に注意が必要です。
夏の時期は入道雲の進行方向に注意し、頭上に入道雲が移動してくるようであれば建物に避難しましょう。

俗に「雨雲」と呼ばれることも多い「乱層雲」にも注意が必要です。
乱層雲は灰色で、空全体を覆うような大きな雲です。
モコモコとした雲らしい形を保っている間はまだ安全ですが、形が崩れ始めたら雨が降り出すサインです。
乱層雲から降る雨は暴風を伴うこともあるので、傘を持っていても油断しないようにしましょう。

原因不明の頭痛がする

よく「片頭痛がするから、これから雨が降るよ」なんて予言する方がいますが、この予言は馬鹿にできません。
医学的にも、雨が降る直前には頭痛が発生しやすいということが確認されているからです。

片頭痛の原因をざっくり説明すると、「頭部の血管が広がって軽い炎症を起こしているから」です。
ではどうして血管が広がるのかといえば、それは「天気の変化に伴って気圧が急激に下がるから」だと言われているのです。
海外の神経外科医がまとめた調査結果によると、実に片頭痛を起こす方の24%が気圧の変化を原因にしていたといいます。

気圧が下がることで頭痛を起こす人は一定数存在します。
もしも、体調は悪くないのに謎の頭痛を発症したら、それは雨が降る予兆なのかもしれません。

冷たい風が吹き始める

上空で積乱雲が発生すると、急激に冷たい風が吹き荒れることがあります。
真夏の気温が高い日でも、まるでクーラーの風を浴びているかのようなヒンヤリとした風が吹くのです。
これは直後に激しい雷雨が降る可能性の高いときに起こる現象なので、速やかに建物内に避難しましょう。

地表面で急激な温度変化が起こると、局地的に上昇気流が生じ、上空で水蒸気が固まって積乱雲となります。
上昇気流が発生すると、それにバランスをとるように近くの雲から急激な下降流が生じます。
上空から降りてきた空気の流れが強く地面にぶつかることで、上空の温度を保ったままの「冷たい強風」が吹きます。
これが雷雨の直前に冷たい風が吹くメカニズムです。

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