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こどもの日に限らず、柏餅や桜餅はスーパーやコンビニに並んでいます。両方ともお餅の中にあんこが入っていて、葉っぱで包まれており非常によく似ています。
しかし、片方の葉っぱは食べることができますが、もう一方の葉っぱは食べることができません。
どちらの葉っぱが食べられるか即答できますでしょうか。
桜餅はどんなお餅?
桜餅はピンク色のお餅を葉っぱが包んでいる食べ物です。
この葉っぱは桜の葉の一種で、オオシマザクラという種類の桜の葉が使われています。私たちがよく目にしている桜の木はソメイヨシノという品種なので、種類が異なります。
また、桜餅の葉は、周りに巻かれる前に塩漬けにされており、食べやすいように味付けや、香りづけが行われています。
柏餅はどんなお餅?桜餅と同じように葉ごと食べれる?
柏餅も葉っぱに包まれたお餅なのですがこちらは硬くしっかりとした葉が使われています。
柏餅に使われている葉は、サルトリイバラという種類の木の葉が使われています。昔は柏餅という名前の通り柏の木が使われていたようです。
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柏餅はこどもの日である端午の節句が近くなると店頭でよく見かけるようになります。これは柏餅に子孫繁栄のげんをかつがれているためです。
柏の木を見たことがある人はご存知かもしれませんが、柏の木は新しい葉っぱが出てくるまで古い葉っぱが落ちることがありません。そのため、次の代の子供ができるまで、自分の子供が亡くなることがないようにこどもの日に柏餅を食べさせています。
また、柏餅の葉が現代まで残っている理由としては、香りづけの意味もあります。
桜餅と柏餅はどちらも5月のこどもの日が近くなると店頭に並ぶことが多いです。
そのため混同してしまうかもしれませんが、巻かれている葉は全く別物で、桜餅の葉は食べられますが、柏餅の葉は食べられません。
特に子供が小さい時などは桜餅の葉を食べることができたからといって柏餅の葉も食べようとするかもしれません。
せっかくのこどもの日に 子供が苦しまないよう、子供が柏餅の葉を食べようとしたら注意してあげましょう。
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