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一度でも口をつけたペットボトルには雑菌が入る!

すでに開封済みのペットボトル飲料はあまり長時間は保存できません。
ペットボトル飲料は外出時の水分補給にとても便利ですが、持ち運びできる時間には限りがあるのです。

一度でも口を付けたペットボトル飲料には、必ず雑菌が入ります。
人間の口の中には30億を超える雑菌がいるとされており、飲んだときに口からペットボトルへと雑菌が移動してしまうためです。
ペットボトル
もともとは自分の口のなかにいた雑菌ですから、飲み物に雑菌が移動すること自体に大したデメリットはありません。
問題なのは、移動した雑菌が飲料を栄養源にして、ペットボトル内部で増殖してしまうことにあるのです。

時間の経過と共にペットボトル内の雑菌数は増えていきます。
2~3時間程度で全て飲み干せるならほとんど問題ありませんが、最初に口を付けてから時間が経ち過ぎたペットボトル飲料を飲むのは大変危険です。
飲料の味が劣化するのはもちろんですが、酷い場合には食中毒になってしまうこともあります。

ペットボトルが長時間の持ち運びに耐えられるのは、あくまで未開封の状態に限ります。
食中毒を避けるために、直接口を付けて飲んだペットボトル飲料は出来る限り早く飲み干すよう心掛けましょう。

口をつけたペットボトルは6時間以内に飲み切る

一度でも口を付けたペットボトルは早めに飲み切ってしまうのが賢明です。
しかし「どれくらいの時間なら飲んでも問題ないの?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

この疑問に答えるべく、フジサンケイグループの調査機関である「エフシージー株式会社」が興味深い実験を行っています。
同社が行った実験では、「ペットボトルに直接口を付けて飲んだ麦茶」と「ペットボトルからコップに移して飲んだ麦茶」の2つを用意し、その後の時間経過でペットボトル内の雑菌がどれくらい増えるかを観察しました。
その結果、直接口を付けて飲んだ麦茶のペットボトル内の雑菌数は2時間を境に増え始め、10時間後には6万4000もの雑菌が発生し、さらに24時間経過後には23万もの雑菌が確認されました。
一方、コップに移して飲んだ麦茶は、24時間が経過しても雑菌数はゼロのまま保たれています。

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この調査結果を見ると、一度口を付けたペットボトルでも6時間以内なら人体に害を与えるほどの雑菌が発生していないことがわかります。
変化が特に顕著なのは8時間経過後~10時間経過後のあたりで、この時間から雑菌は爆発的に増え始めます。
10時間までなら飲んでも問題無いと考える方もいらっしゃるようですが、食中毒のリスクを考えると6時間以内をボーダーラインにするのが無難でしょう。

気温によっても劣化速度は変わる

一度でも口を付けたペットボトルが飲めるタイムリミットは6時間です。
しかしこれはあくまでも目安であり、季節や気温によっても変動することがあるので注意しましょう。

夏になると食中毒にかかる人が増えるイメージがありますが、これは食中毒の原因となる雑菌が活発に繁殖する季節だからです。
多くの雑菌は気温が30度~37度の間に最も活発な働きを見せます。
つまり、気温が高いとペットボトル内の雑菌も増えやすくなるということです。

逆に、雑菌の活動は気温が10度を下回ると極端に鈍くなります。
そのため、夏よりも冬のほうが食中毒の原因菌が増えにくい時期だといえるのです。

夏場のペットボトル飲料も、飲んですぐに冷蔵庫に入れれば多少は食中毒のリスクを抑えることができます。
もしも購入したペットボトル飲料が飲み切れなくなったら、すぐに冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。

ペットボトルが爆発してしまう恐れも!?

一度でも口を付けたペットボトルが恐ろしいのは、食中毒の危険性だけではありません。
にわかには信じがたいかもしれませんが、雑菌が繁殖したペットボトルは爆発する危険性があるのです。

ペットボトル内に閉じ込められた雑菌は、飲料を少しづつ発酵させていきます。
発酵した飲料はガスを発生させますが、キャップをしめたペットボトル内にはガスの逃げ場がないため、徐々に圧力が高まっていきます。
そうしてガスの量に限界が来ると、ペットボトルが大きな音を立てて爆発してしまうのです。

ごく小さな雑菌が発生させるガスだからといって、侮ることはできません。
消費者センターには毎年のようにペットボトルの炸裂事故の相談が寄せられており、なかには飛び散ったペットボトルの破片で傷を負ったという方もいらっしゃるのです。

一度でも口をつけたペットボトルは早急に処理する必要があります。
「飲まないから大丈夫」とタカをくくっていると、思わぬ形で大怪我を負ってしまう危険性があるので注意しましょう。

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