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○○と××は一緒に食べてはいけない…それって本当?

日本には昔から「ウナギと梅干しを一緒に食べてはいけない!」という戒めが伝わっています。
いわゆる「食べ合わせが悪い食材」というもので、ウナギと梅干しを一緒に食べるとお腹を壊すとか、ガンになりやすくなると言われてきました。

食べ合わせ
これ以外にも「スイカと天ぷら」「さんまと漬物」「トマトとキュウリ」などなど、食べ合わせが悪いとされている食材の組み合わせは数多く存在します。

日本人にとって一般常識ともいえる「食べ合わせ」ですが、単なる迷信だと思われてしまうことも少なくありません。
しかし実は最新の研究でも、食べ合わせが悪い食材は本当に実在するということが分かっています。

医学的根拠のある食べ合わせとしては「さんまと漬物」が有名です。
さんまを焼くと、タンパク質が「ジメチルアミン」という成分に変化します。
単体なら大した問題はありませんが、ジメチルアミンが漬物に含まれる「亜硝酸塩」と結びつくと人体に悪影響を及ぼします。
ジメチルアミンと亜硝酸塩が結びつくと、「ニトロソアミン」という発がん性物質が生成されてしまうからです。
もちろん、さんまと漬物を食べ合わせた途端にガンになるというわけではありませんが、発がんのリスクが高まるのであれば、わざわざこの組み合わせにこだわる必要は無さそうです。

このように、医学的な調査においても食べ合わせが悪い食材の存在は確認されています。
そんなの迷信だと切り捨てずに、普段の食事から食べ合わせに注意を払う必要がありそうです。

有名な「食べ合わせが悪い食材」には医学的根拠が無い場合も

食べ合わせが悪い食材は本当に存在しますが、昔から伝わっている食べ合わせの全てが真実というわけではありません。
むしろ医学的な根拠が見つかった「さんまと漬物」のような例のほうが稀で、「根拠が全くない」という調査結果が出てしまった食べ合わせのほうが多いくらいです。

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最も有名な組み合わせである「ウナギと梅干し」も、医学的根拠に欠けるとされた食材の組み合わせのひとつです。
民間伝承では「ウナギと梅干しを一緒に食べるとガンになる」と言われることもありましたが、この2つの食材を同時に食べたからといって発がん性が高まるということは全くありません。
もともとは「梅干しには食欲増進効果があるため、高価なウナギを食べすぎてしまう」という理由で、食べ合わせが悪いという話が広まったという説もあるほどです。

「スイカと天ぷら」という組み合わせでも、大した悪影響は出ません。
水分の多いスイカと、油分の多い天ぷらを同時に食べることで胃液が薄まり、消化不良を起こす…というのが定説でしたが、よほど胃腸が弱い方でなければこの程度の組み合わせで胃液は薄まりません。
そもそもこの説は300年も前に書かれた「養生訓」という医学書から広まったものであり、医学的根拠も薄ければ、当時と現代では食事の環境も異なります。

このように、食べ合わせが悪い食材には間違った伝承も多く存在します。
食事の中で食べ合わせが気になったら、噂に頼らず医学的根拠があるかどうかを調べてみると良いでしょう。

本当に食べ合わせが悪い食材には何がある?

現代の医学で「本当に食べ合わせが悪い」とされている組み合わせには、どのような食材があるのでしょうか。
先ほどご紹介した「さんまと漬物」以外にも、医学的根拠の見つかった食べ合わせはいくつも存在します。

「ほうれん草とベーコン」も、本当に食べ合わせが悪いといわれる食材のひとつです。
食材としての相性は良さそうなこの2種類、食べ合わせが悪いと言われると意外に感じる方も多いでしょう。
ほうれん草とベーコンの食べ合わせが悪い理由は「さんまと漬物」の食べ合わせが悪い理由と全く同じです。
ベーコンに含まれるジメチルアミンが、ほうれん草に含まれる亜硝酸塩と結びついて発がん性物質を生成してしまうのです。

他にも「ワラビとタコ」「大根とニンジン」「ワカメとネギ」など、本当に食べ合わせの悪い食材はたくさんあります。
どの組み合わせも「栄養が吸収されづらくなる」「大量に食べるとお腹を壊す」といった程度のデメリットではありますが、健康に気をつかうなら避けたほうが無難でしょう。

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