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よくよく考えてみたら…男性の乳首の役割って何?

哺乳類にとって、乳首は子供を育てるために重要な器官です。
もちろん人間も例外ではなく、赤ちゃんはお母さんの乳首を吸って栄養を補給し、大きくなっていきます。

しかし冷静に考えてみると、母乳が出ないはずの男性にも乳首は備わっています。
母乳も出なければ、特にそれ以外の重要な役割が備わっているとも思えない乳首という器官。
果たして男性の乳首は、一体なんのためについているものなのでしょうか。
男性に乳首があるのはなぜ
実は「男性になぜ乳首があるのか」という問いは、かなり大昔から科学者たちを悩ませてきた問題なんです。
男性の乳首にはこれといった機能が無く、さらに怪我などで乳首を失っても生きていくことに支障はありません。
それなのになぜ乳首は一向に退化しないのか…この問題には様々な説が提唱されてきましたが、何百年も謎は解けませんでした。

しかし近年になってようやく説得力のある学説が発表され、男性の乳首の意味が分かり始めたのです。
ところがその学説には「男性の乳首はいらない」という衝撃の結論がまとめられていました。

男性の乳首は本来いらないものだった!?

結論から言って、最新の研究では「男性の乳首はいらない」というのが定説になっています。
かれこれ何百年も「一見何の意味もないように見える男性の乳首には、どのような役割が隠されているのか」と議論されてきたのを嘲笑うかのように、結局「特に何の役割も無い」という結果が出てしまったのです。

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では、どうして男性には無意味に乳首がついているというのでしょうか。
東京理科大学の武村 政春教授の著書によれば、「全ての人間は女性になるべくして発生を始める」といいます。
難しい言い方ですが、つまり男性も元々は女性の体をしていて、母親のお腹の中で徐々に男性らしい体つきに変化していくというのです。
男性の体は女性の体を設計図にして作られている、と言ったほうが分かりやすいかもしれません。

ある一定の期間までは、母親のお腹の中で男性も女性も全く同じ体つきで成長していきます。
そのままの体で成長すれば女性として誕生し、途中で分岐して体つきが変わった人が男性として誕生します。
体つきが分岐する前にはすでに乳首の部分は出来上がってしまっているので、男性も乳首を持って生まれてくるわけです。

男性の乳首は、母親のお腹の中で女性的な体つきをしていた頃の名残でしかなく、生まれてきてからは何の役割も果たしません。
まれに母乳が出る男性が居ますが、それは男性の乳首がもともと持っていた機能ではなく、肝臓などの異常に伴って起こる症状の可能性があります。

男性の乳首はむしろ進化途中!?

男性の乳首に何の意味も無いのならば、そのうち退化して無くなってしまってもおかしく無さそうなものですが…
しかし人類がかつて猿人だったころから何万年と経った今でも、男性の乳首が退化している様子はほとんど見受けられません。

その件に関しては、ポーランドの生物学者ボグスワフ・コヴァルスキ氏が面白い学説を提唱しています。
コヴァルスキ氏によれば、「男性の乳首は未だ進化途中であり、いずれは女性と同じように子への授乳が可能になる」というのです。

コヴァルスキ氏に研究では、雄のマウスに女性ホルモンを与えることで授乳可能になったケースが報告されており、人間にも同様の変化が期待できるのです。
今後の進化しだいでは女性ホルモンの投与をせずとも遺伝子が少し組み変わるだけで、男性も授乳可能になるとコヴァルスキ氏は言います。
これが本当なら、いずれ男性の乳首にも存在意義が出る日がくるのかもしれませんね。

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