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ペットは虫歯にならないの?

現代人は毎日ちゃんと歯を磨きます。
人間の口の中にはミュータンス菌という恐ろしい虫歯菌が潜んでいるため、歯を磨かなければ虫歯になってしまうからです。
清潔で健康的な生活を送るためには、食事のあとの歯磨きが欠かせません。
ペットの虫歯
しかし考えてみれば、この地球上で歯磨きをする生き物は人間だけです。
私たちと共に生活するペットたちは、わざわざ歯ブラシを持ってきて歯をゴシゴシ磨いたりはしません。
歯のお手入れを全くしないはずのペットたちは、虫歯になったりしないのでしょうか。

今回は、果たしてペットは虫歯になるのかという疑問について解説いたします。
ご自宅でペットを飼っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

犬も虫歯になることがある

ペットとして飼われている犬は、稀に虫歯になることがあります。
野生の犬の場合は糖分を取らないためほとんど虫歯はありませんが、飼い犬は人間と同じように糖分の高い食事をとることがあるため、野生の犬よりも虫歯になりやすい傾向にあります。
そのため、ペットとして飼っている犬には定期的に歯磨きをしてあげたり、犬用のデンタルガムを与えてあげるなどの工夫が必要になります。

ただし、犬は人間に比べると圧倒的に虫歯に耐性があります。
人間の口の中はph6.5のアルカリ性で虫歯菌が繁殖しやすい環境になっていますが、犬の口内はph8.0以上になっており虫歯菌が介在しにくい状態に保たれています。

また、人間はよく咀嚼してから食べ物を飲み込みますが、犬は食べ物をあまり咀嚼せずに飲み込んでしまうという特徴があります。
犬の口内にはそもそも食べ物が入っている時間が短いため、虫歯菌が繁殖しにくくなっています。

猫は虫歯にならない

猫は虫歯にならない動物です。
これまで日本国内では、虫歯になった猫が1匹たりとも報告されていません。

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猫が虫歯にならない理由はいくつもあります。
まず、猫の口内はph9.0のアルカリ性に保たれており、ph8.0の犬よりも遥かに虫歯菌が繁殖しにくい環境になっています。
虫歯菌は酸性に近い環境で活発に繁殖するため、アルカリ性の高い猫の口内には留まることが出来ないのです。

猫の歯の形にも、虫歯になりにくい特徴があります。
「ハサミ状咬合」と呼ばれる猫の歯は、全体的にギザギザと鋭くとがっています。
虫歯菌は平たい部分に留まって繁殖しようとしますが、猫の歯には平たい部分が少ないので繁殖しようが無いというわけです。
人間の歯も、尖っている前歯や犬歯より奥歯のほうが虫歯になりやすいイメージがありますよね。

猫は虫歯にならないため、ペットとして飼っている猫に虫歯ケアをしてあげる必要は一切ありません。
放っておいても虫歯を発症することはないので、虫歯に関しては何の心配もないのです。

ハムスターも虫歯になる

ハムスターはげっ歯類なので、わざわざ飼い主が歯を磨いてあげなくても大丈夫です。
げっ歯類は固い物をかじって歯を削る習性があり、これが歯磨きと同じような役割を果たしてくれます。
ハムスターが歯を削りやすいように、ケージの中にはかじり木などを入れてあげると良いでしょう。

ただし、ハムスターは絶対に虫歯にならないというわけではありません。
ごくごく稀なケースではありますが、ペットとして飼われているハムスターは虫歯になることがあります。

ハムスターの虫歯は、飼い主がハムスターに人間用の食事を与えたときなどに起こります。
人間用の食事はハムスターにとって毒になるほど糖分が多いため、絶対に与えないようにしましょう。
ハムスターの虫歯を適切に治療してくれる病院はほとんど無いので、場合によってはハムスターの命を危険にさらすことも考えられます。

鳥は虫歯にならない

鳥は虫歯になりません。
ペットとして飼われている鳥の種類は数多いですが、どの種類の鳥も虫歯とは無縁です。

そもそも鳥には歯がありません。
鳥にはクチバシがあり、クチバシは角質や骨で構成されているので虫歯にはなり得ません。
甘いフルーツなどを食べて暮らしている鳥もいますが、彼らは他の動物よりも糖分に耐性を持っているので平気なのです。

ただ、ペットの鳥に調子に乗って甘い物をあげていると、虫歯と似たような症状を引き起こすケースが報告されています。
虫歯と似たような症状がクチバシに発生し、悪化するとクチバシがボロボロになることもあります。
鳥は虫歯にならないからと安心せず、適切な食事を与えてあげるようにしましょう。

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