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日本人だけが好む食材がある

海外の伝統料理のなかには、私たち日本人にとっては「ゲテモノ」に感じてしまうようなものが少なくありません。
カンボジアの素揚げタランチュラ、ベトナムの猫料理、パラオ共和国のコウモリスープ…どれも、見ているだけで食欲をなくしてしまいそうです。
しかしどの料理も現地では古くから食べられている伝統料理であり、地元の人たちにとってはゲテモノでも何でもない、慣れ親しんだメニューなのです。
日本人以外食べない食べ物
それに、海外の料理を馬鹿にするようなことはできません。
なぜなら日本人が平然と食べている食材も、海外の人たちからはゲテモノ扱いされていることが珍しくないのです。
世界的に「和食」の文化が浸透したおかげで最近では日本の食材にも理解が得られやすくなっていますが、一昔前まではお寿司ですら「日本人は生の魚を米と一緒に食べている」と気味悪がられていました。

今回は、日本人にとっては当たり前でも、海外の人からは「奇妙な食材」として扱われるものをご紹介していきましょう。

ゴボウ

日本人だけが好む食材として最も有名な物のひとつがゴボウです。
私たちは「キンピラゴボウ」や「筑前煮」などの料理で普段から口にしている食材ですが、海外の人はゴボウを食べる日本人を見て驚きます。
なぜなら、海外の人からはゴボウが「木の根っこ」にしか見えないからです。

もともとゴボウは中国から入ってきた食材なので、中国圏の人たちには食されることがあります。
しかしどちらかと言えば、食材というよりも漢方薬として扱われることが多く、日本人のように日常的な食材としてゴボウを扱っている民族は稀です。
戦時中には、捕虜にゴボウ料理を食べさせた日本兵が「捕虜に木の根を食べさせた」として捕虜虐待の罪で裁かれたという逸話が残っているほど、ゴボウは海外の人にとって理解しがたい食材なのです。

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海苔

海苔は別段、海外の方に気味悪がられている食材というわけではありません。
しかし、基本的には日本人以外にはあまり食べられていない食材なのです。
実は不思議なことに、世界中の民族で海苔を消化することができるのは日本人だけだと言われています。

焼き海苔なら海外の方でも消化できますが、生海苔などはほとんど消化できません。
海外の方が生海苔を食べた場合、消化されずそのまま体外に排出されてしまうのです。

数百年前から海苔を食べていた日本人の体内には、「ゾベリア・ガラクタニボラン」というバクテリアが住んでいます。
このバクテリアが海苔を分解してくれるので、日本人だけが海苔を消化できるというわけです。
ゾベリア・ガラクタニボランはこれまで、日本人の体内からしか発見されていません。

松茸

日本の秋の味覚であり、最高級の食材として知られる松茸。
しかし松茸は、欧米などのほとんどの国で嫌われている食材です。

実は松茸が取れる国は日本だけではなく、海外では日本の倍はあろうかというサイズの松茸がたくさんとれます。
しかしほとんどの産出国では松茸を食べないので、一部を日本に輸出する以外は放置されているといいます。

日本人にとっては良い香りとされている松茸ですが、実は海外では「悪臭のするキノコ」として扱われます。
海外の方の感覚では、松茸は「兵隊の靴下のニオイ」がするらしく、多くの国と地域で敬遠されています。

白魚

山口県などで見られる白魚の踊り食いは、海外の人々に不人気な日本食のひとつです。
白魚が活きている状態で口に流し込む姿が残酷だとして、時にはブーイングを受けてしまうこともあります。

そもそも海外には、日本ほど「素材の味を楽しむ」という文化がありません。
新鮮な食材は生のままで食べたいと感じるのは日本人特有の感覚であり、海外では魚の生食が不人気です。

ちりめんじゃこも、活きた白魚と同じように敬遠されます。
大量の魚の目がついたままになっていることが、生き物を食べているという感覚を増長させるため気持ちが悪いと感じられるようです。

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