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飼い犬がお尻を擦り付ける場所によって理由が違う

飼い犬

犬には様々な習性や仕草がありますが、飼い犬によく見られるのが「お尻を擦り付けてくる」という仕草。
飼い主にお尻を擦り付けたり、地面にお尻を擦り付けたり…見た目は可愛らしいのですが、どうしてこんな行動をするんだろう?と不思議に思った方もいるでしょう。

実は、飼い犬の「お尻を擦り付ける」という動作には様々な意味が隠されています。
全く問題ないものから、場合によっては動物病院に連れていくべきものまで、「お尻を擦り付ける」という何気ない動作から飼い犬の状態を読み取ることができるのです。
今回は、飼い犬がお尻を擦り付けてくる4つの理由をご紹介していきましょう。

飼い主の体にお尻を擦り付けてくる場合

飼い犬が、飼い主の足や腕にお尻を擦り付けてくることがあります。
最も多いケースですが、この場合は「飼い主を信頼している」という愛情表現なので特に問題ありません。

犬は縄張りや気に入ったものに自分の体臭をつけてマーキングする習性があります。
飼い主の体にお尻を擦り付けてくるのも一種のマーキングで、大好きな飼い主に自分の匂いをつけようとしているわけです。
また、寝ている飼い主にお尻を向けて一緒に寝る犬もいますが、これも同様の理由だと考えられます。

飼い犬でもないのにお尻を擦り付けてくる犬は、単に人懐っこい犬です。
お尻を擦り付けるという行為は犬にとって親愛を表す挨拶のようなもので、人懐っこい犬なら初対面でも「警戒心は無い」というメッセージとしてお尻を擦りつけてくることがあります。

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床にお尻を擦り付けている場合

ちょっと注意したいのが、飼い犬が床にお尻を擦り付けている場合です。
時々する程度ならマーキングの一種である可能性もありますが、毎日のように床にお尻を擦り付けている場合は「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」の可能性があります。

肛門嚢炎は、肛門嚢に溜まった分泌液を自力で排出できない犬に発生する病気です。
通常はフンと一緒に排泄されるはずの分泌液ですが、小型犬や高齢の犬などは、肛門嚢の働きが弱っているので余分な分泌物を自力で排泄できない場合があります。
分泌物が溜まると細菌の温床となり、炎症を起こして飼い犬の体を蝕みます。

肛門嚢に溜まった分泌物を自力で排泄できないワンちゃんの飼い主は、「肛門絞り」というケアを定期的に行ってあげなければなりません。
肛門絞りを行わなかった場合、飼い犬は肛門に痛みや痒みを感じ、なんとか自力で分泌物を絞り出そうとして床にお尻を擦りつけます。

飼い犬がお尻を床に擦り付けていたら、肛門絞りを試してあげてください。
もしも色のついた膿が出るようなら、一度獣医に連れて行ってみるのがよいでしょう。

飼い主の頭にお尻を擦り付けてくる場合

飼い主の足や腕に、飼い犬がお尻を擦り付けてくるのは親愛の証です。
しかし飼い主の頭にお尻を擦り付けてくる場合は、ちょっと状況が違うかもしれません。

犬は本能的に、他の生き物と自分の順位をつけています。
自分よりも立場が上だと思っている生き物の頭にお尻を向けるような行為は行いません。
つまり、頭にお尻を擦り付けられたということは、「この人間は自分よりも格下の生き物だ」と思われている可能性が少なからずあります。

ちょっとお馬鹿な犬なら、体と頭を大して区別せずに親愛の証としてお尻を擦りつけることもあります。
ただ、ちゃんとしつけ直すと頭にお尻を擦り付けることは無くなることも多いため、単にナメられてるという可能性は捨てられません。
甘やかしすぎている飼い犬にありがちな行動なので、一度ちゃんとしつけ直してみるのも良いでしょう。

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