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夏越ごはん

夏越ごはんとは無病息災を祈る行事食

皆さんは「夏越ごはん」という言葉を知っていますか?
夏越ごはんは「公益社団法人 米雑穀安定供給確保支援機構」が提案している新しい行事です。
2017年から一般に広がりはじめ、「新しい行事食」として盛り上がりを見せ始めています。

1年がちょうど半年の節目を迎える6月30日に食べることで、1年間の前半の穢れや罪を祓い、残り半年間の無病息災を祈ります。
実はこの行事、もともと日本にあった「夏越の祓(なごしのはらえ)」という神事に基づいたもので、神事に関わりの薄くなった現代人でも夏越の祓を行えるようにという狙いがあるようです。

夏越ごはんの普及には数々の企業や団体が協力しています。
2017年には赤坂日枝神社が夏越の祓のあとに夏越ごはんの試食会を行ったり、やよい軒が夏越ごはんと豚しゃぶ定食を提供したことで話題になりました。
夏越ごはんが世間に浸透していけば、今後はさらに多くの企業・団体が夏越ごはんを提供してくれることでしょう。

 

夏越ごはんのルール

夏越ごはんには、一定のルールがあります。
「6月30日に食べる」というのは大前提として、そのレシピにも決まりがあるのです。

ざっくり言うと、夏越ごはんは「雑穀ごはんに野菜かきあげを乗せた天丼」です。
夏越ごはんは夏越の祓を元にした行事食なので、このメニューにもちゃんとした由来があります。

雑穀ごはんを使うのは、夏越の祓に関する伝承に由来しています。
スサノオノミコトという神様が立ち寄った村で粟ごはんを振舞われたという伝承にちなみ、夏越ごはんには雑穀ごはんをつかうのです。
伝承では粟ごはんとなっていますが、夏越ごはんには邪気を払うと言い伝えられている小豆も入れるのがポイントです。

野菜かきあげを乗せるのは、夏越の祓で厄除けに使う「茅の輪」をイメージしているからです。
茅の輪はイネ科のチガヤという植物で編まれた輪っかで、野菜のかきあげを円形に揚げることでこれをイメージしているわけです。
使用する野菜も一種類ではなく、茅の輪と同じ鮮やかな緑色の野菜と、邪気払いの効果があるという赤い野菜を合わせるのが基本です。

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また、これは夏越の祓とは直接関係ないのですが、夏越ごはんにはショウガだれをかけます。
神道の世界ではショウガに「百邪を防ぐ」ほどの魔除け力があるとされているため、厄除けを祈願してショウガを使うのです。

 

意外に簡単!夏越ごはんの基本レシピ

クックパッドなどで検索すると、夏越ごはんのレシピがたくさん出てきます。
それぞれ夏越ごはんのルールに則ったなかで工夫が凝らされており、どれも美味しそうです。

しかし今回は、初めて夏越ごはんを作るという方のために「基本の夏越ごはんレシピ」をご紹介しておきましょう。
基本の作り方を抑えておけば簡単にアレンジを加えられるのも夏越ごはんの魅力なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

夏越ごはんの材料(4人分)

  • 米 2カップ
  • 雑穀 適量
  • ゴーヤー 1本
  • 赤パプリカ 1/3個
  • タマネギ 1/2個
  • 小エビ 80g
  • 天ぷら粉 適量
  • 水 適量
  • 出汁 120ml
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • しょうが汁 小さじ1~2
  • レモン汁 大さじ1
  • 大根おろし 大さじ2

 

夏越ごはんのレシピ

  1. 米と雑穀を合わせて炊いておく。
  2. 野菜を食べやすい大きさに切る。
  3. 小エビの背ワタと殻を取り除き、厚みを半分に切る。
  4. 天ぷら粉を水で溶いて衣を作る。
  5. 野菜類と小エビを衣に合わせて混ぜる。
  6. 170℃~180℃の油でかきあげを揚げる。
  7. 出汁・醤油・みりんを合わせて火にかけ、煮立ったらしょうが汁・レモン汁・大根おろしを加える。
  8. 器に雑穀ごはんを盛り、その上にかきあげを乗せてタレをかけたら完成!

夏越ごはん出典:http://www.komenet.jp/nagoshigohan/

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